4月7日、浅見医院の耐震補強工事現場にてPM2時より記者会見を行いました。
13社の新聞記者に囲まれ、岩倉が特殊セラミックスの活用の方法を行いました。
モルタルが剥がれ落ち、柱や梁が腐っており、ひび割れたモルタルでやっと立っている医院です。
道路側の、モルタルが剥がれ落ちむき出しの柱は、ほとんど腐っていて
柱の中身は何もない状態でした。
今にも壊れそうな建物をモルタルの上から、特殊セラミックスを塗ることで、建物をモノコック構造にしてしまう方法です。
被災地には、半壊・一部損壊、モルタルのヒビや剥がれ等、
この医院のような建物被害が多くあると思いますので、
多くの被災者にこの技術を活用していただきたいと願っています。
また、南相馬の被災者である玉川氏から被災地の現状を説明し、
「被災地にはまだまだ生活物資が不足している状態で、 行政を通してでは支援物資10品目しか受け取れないため、 玉川氏自身が支援物資を車に積み込み被災地へ直接生活物資を届けている。さらに多くの人から支援をいただきたい」とお願いしました。
近所の方も興味を示し、記者さんと一緒に質問をし、聴き入ってくださいました。