(社)全国住環境改善事業協会では、近年農業への事業支援を行ってきました。
建設業だからこそできる農業ネットワーク事業を一緒に推進しませんか?
いま、わたしたちの業界では、消費税増税後は、家を建てるユーザー層が激減し、これまでの経営スタイルでは成り立たないと、焦りが見られます。
産業構造が大きく変わり、事業形態そのものを見直す時期がすでにきています。
「いままでのスタイルの建設業でいいのだろうか?」
答えはNOです。
これからの日本を見据えた中に、私達の未来もまたあるのです。
そして、これまで私がご支援してきた農業ネットワークの中で
「建設業だからこそ推進できる農業事業支援」がいよいよ始動し、ご案内出来る運びとなりました。
皆さんもご存知でしょうが、食に関心の高い主婦に人気のある「オイシックス」は10年で100億円という成果をあげています。
有機栽培/特別栽培の野菜のおいしさを提供する「ひな野」は5年間で60億円という実績をあげています。
いま、まさに「健康で安心安全な食」こそが生活面での大きなウエイトを占めているのです。旧来型の農法を行なってきた農家さんは、窮地に立たされているでしょう。
しかし、当協会の推進する農法であれば、僅かな工夫だけで「成功する農業」への最短距離を農家の皆さんに提示することができます。
貴店のお客様で、農家さんはいらっしゃいませんか?
その農家さんは、旧来型農法から脱却できず悩んではおられませんか?
もし思い当たる方は、その農家さんの方法を効率化し農産物の生産高を上げ、収益増大の情報を伝えることができるでしょう。
よって、農家のお客様に信頼していただくことができます。
貢献し、喜んでいただくことができます。
この農事産業に参加してください。
先般「農業収益増大・産直野菜」のキーワードを建設業に生かす新たな集客及び地域密着の手法をご説明し、実際に農法をご覧いただく視察を行いました。
視察の様子を簡単にまとめました。
●平成25年6月6日(木) 10時30分~15時30分
参加者:7名
■1 醸造発酵堆肥(完熟堆肥)のプラント提供会社の社長からの説明
・ 現在、同社の堆肥製造プラントは沖縄から北海道まで67箇所に設置
・ この堆肥で生産されたいい農産物を食べていると健康になった調査結果が報告された
・ この堆肥で作られたメロンが品評会で優等になった
・ このメロンでフルーツ栄養学セミナーが開催される
・ 高級フルーツの老舗 東京 銀座千疋屋 にもこのメロンが並んでいる
などなど この堆肥で作った生産者並びに生産物が世の中に出始めている。
この堆肥を使うことで、エネルギーの高い農産物が生まれる
■2 プラント見学
・ 大量に生産している堆肥プラントは堆肥臭がしなかった
・ 野積み乾燥している堆肥周辺も臭いなし
・ 隣接する牛舎も臭いなし。清潔な牛舎
■3 試食・試飲
メロン 抹茶アイスクリーム ごぼうアイスクリーム 粉茶を試食 試飲した
いい肥料の農産物は甘くて後味もスッキリしていた
■4 見学後の討議(推進のためのプラン討議)
(1)工務店として農業ビジネス第1歩のビジネスモデルの型は?
・身近で肥料を使ってやってみる
・農家さんににはこの肥料で作ってみることを提案
・残渣(残飯)の出るところではミニプラント導入で産廃処理経費を軽減
・できた堆肥は有機産業が買い取り、用途に応じてブレンドして商品化
この過程でも販売利益を上げていただける
(2)より身近な行動で工務店のお客様と継続したコミュニケーションを計る
・フルーティーな人参ジュースを試飲。完熟堆肥を知ってもらう
・ガーデニングに完熟堆肥を使ってもらいその良さを知ってもらう
・プランターや家庭菜園でこの堆肥を使ってもらう
・ホームページで野菜作りに挑戦をアピールする
・完熟堆肥を使った健康野菜作り法のDVDを作り配布する
身近な手法でお客様とのコミュニケーションを計り、まずはコミュニティーづくりを行う。地元貢献こそが、信頼され、お客様との絆を深めることができる
このプランを実行するに当たり人参は季節物で手に入らない場合があるが完熟堆肥は1年中入手可能。したがって導入口はガーデニングコミュニケーションが考えられる。
■5 まとめ
完熟堆肥からはすぐにでも入れるので 完熟堆肥をコミュニケーション資源としたい
(1)ガーデニングで花と野菜栽培をすすめる
(2)上記①を人参ジュース等旬の農産物で応援する
(3)有機農業による生産物を広めて社会に貢献する
(4)ミニプラント販売推進
以上で次回の農業ビジネスワークショップの方向性が確認され、参加メンバーは旺盛な意欲で取り組んでいます。
次回の勉強会は次のとおりです。
ぜひご参加ください。
農業ビジネス勉強会 : 6月21日(金) 11時~14時
農業ビジネスWS : 6月21日(金) 14時~17時
いずれも、株式会社スズコーにて行います
本部 スズコー住宅展示場内
〒241-0071 横浜市旭区上白根町1107-5
TEL:045-951-8076 FAX:045-952-3140
担当者:谷島(ヤジマ)まで
Eメール:yajima@suzukoh.co.jp